活法研究会 代表 橋本聖樹です。

今回も肩の痛みです。

◆患者情報 

50代:男性
主訴:動作時の肩の痛み(腕を挙げた時と腕を捻った時)
   原因:不明

◆施術内容

まず、痛みの再現性をおこないます。
碓井流活法では必ずこれをおこないます。

痛みの再現性」とは、実際に痛い動きを患者さんに行ってもらうことを指します。
これにより、お互い(患者と術者)にどの動きで痛みがでるのか認識することができます。
しっかりと認識をとるために、必ずおこなってください。

今回は、「腕を挙げた時と腕を捻った時」に肩に痛みが走ります。ついでに、可動域のチェックも忘れずに! 
可動制限はありませんでした。

★この症状に対して施術をおこないます。

1、肩の開け閉め
その名の通り、肩関節の詰まりや開きを調整するもの。
コツがいるが、瞬時に変化が起きます。
特に、野球選手の肩痛には、効果大です。
トレーナーの方は、知っておいたほうがいいですよ!

これは、基礎セミナー上半身編でお伝えする予定です。
基礎セミナー上半身編

2、肩抜き(立位)
前回も出てきた手技ですね!
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肩甲間部や肩や肘など腕全体の問題にアプローチすることができます。具体的には、骨格や筋肉、神経を同時に調整しています。
主訴にある「腕を捻った時」などの症状には、かなり有効です。

こちらは、応用編で登場します。

◆結果
ここで再び「痛みの再現性」をおこってもらいます。
腕を挙げた時と腕を捻った時の肩の痛み、共に改善しました。

◎ポイント
今回お伝えしたいのは、「痛みの再現性」のことです。
碓井流活法は「痛み」に対する手技は、たくさんあります。
どんな症状にも対応することができます。

しかし、この「痛みの再現性」をしっかりとおこなっていないと、互いに変化を認識できないため、わかりずらい治療結果になってしまいます。

※私も以前これで失敗をしたことがあります。

腰痛の患者で、「痛みの再現性」をせず施術を開始しました。施術後、症状の確認をしようとしましたが、最初の状態がハッキリわかりません。
当然、お互いの認識がしっかりととれていないため、スッキリしない結果となってしまいました。

当たり前のことですが、結果におおきく影響しますので、気をつけてくださいね!

また、報告します。

ありがとうございました。