久々の症例報告となります。
活法研究会 橋本聖樹です。

さて、活法には「打撲には、打撲を」という言葉があります。

どういうことなのかといいますと、「打撲の施術は、打撲をした反対からもう一度打撲症状を起こすといい」ということです。

実際に先日、効果を体験する機会がありましたので、ご報告します。


片麻痺(右)の患者さん

物に足が突っかかり、前面から転倒。
その際に麻痺側の右腕を強打。2日間、ジッとしていても手首(尺骨頭)が痛む。
良く診ると、骨頭周辺が赤くなっており、少し浮き上がっている。

そこで、「打撲には、打撲を」‼

反対側から、手首(尺骨頭)を打ち抜きました。まさに患部に再度、打撲を起こしています!

「パッシーーーーン!」

「先生なにするのぉ〜」患者

「ごめんなさい。でも、ちょっと手首の状態を確認してみてください」橋本
※叩くと言うと、身構えると思ったのであえて何も言わずに叩きました。

「あっ、痛くない!」患者

「では、終わりです(笑)」橋本

こんな感じで施術が終わりました。


ただ叩いてるだけなんですが、ちゃんと理屈があります。

それは、鍼灸師の方ならお馴染の「陽極まれば、陰になる」です。

今回のケースですと、
「浮き上がってしまった尺骨頭をさらに浮き上がらせることで、元の位置に戻る」という作用を利用しています。

是非、試してみてください。
でも、患者さんとのラポールができていないと、怒られてしまうのでご注意を...。

また、「全ての打撲に通用するわけではない」ということを付け加えておきます。

最後までありがとうございました。