副代表の栗原です。

13日の木曜日は、大川学園の特別授業に講師として参加してきました。
依頼されたのは古武術鍼法。

一人では心細いので、講師の秋澤をアシスタントに連れて行きました。
大川学園は秋澤の母校で、活法と深い縁がある学校です。

校舎が目の前に現れた時は、予想図の5倍くらい立派だったので、思わず声が出てしまいました。

「わおっ!」

そんなに驚いておきながら撮影は忘れました。

若いつもりでいても、鍼灸学校を卒業したのは10年以上も前という現実。学校の教室という雰囲気に馴染むまで時間がかかりました。普段が緩すぎる環境でセミナー講師をやっているからでしょうか(笑) 

3時間に授業なので、理論は大幅カットでほとんどの時間をデモと実技に使うことにしました。テーマは「むち打ち症」でした。学生さんの中に正真正銘のむち打ちの方がいらっしゃったので、デモ実技は臨床とほぼ変わらない内容になってしまいました。

セミナーにしても臨床にしても、受ける側は一度きりの経験ですから、手抜きはできません。うまく行かなければ、相手にとっては「そういうもの」として記憶されます。私もいろいろなものを見て受けて「そういうもの」にしてきた覚えがあります。

古武術鍼法のデモシーン(栗原)"
(写真:栗原)

活法研究会講師(秋澤)
(写真:秋澤)

デモする時には、気をつけることはいくつかあるのですが、一番気をつけているのは、普段以上のことはやらないようにする、ということ。ギャラリーによく見せようと思えば、普段以上に頑張ろうという気持ちが起こります。そうすると、緊張してしまってむしろ普段の力すら出せません。

普段の臨床では、ギャラリーがいるつもりで施術するようにしています。見られている感をいつも意識するようにしています。はっきり言って自意識過剰な状態です。とはいえ、患者さんというギャラリーにいつも見られているわけですから、必要な自意識なのだと思います。

セミナー講師という仕事を通じて、自分を客観的に評価する習慣を身につけたいと思っています。どうしたって自分の姿が一番見えません。見ようとしなければ見えないのが自分の癖です。どんなスポーツでも、ビデオでプレー中の姿を撮ってもらうと課題が見えてくると思います。鍼灸師という仕事も同じだと考えています。

誰だって自分の嫌なところから目を背けたくなりますよね。その気持ちを克服して、自分の嫌なところを直視できる人がどんどん上に行けるのかもしれません。