活法研究会副代表の栗原です。

去る4月24日、活法研究会の講師と受講生のチーム4人で福島県いわき市に行ってきました。2箇所の避難所で「マッサージや整体します」と言いながらボランティアをしてきました。

被災地で改めて感じた活法の魅力。

短時間で大きな変化をもたらすことができる活法。多くの人に対応しなければならない場面で、この特長が際立つはずです。私たちが訪れた時間帯は、被災者も少なく4人のチームだったので、「多くの人に対応」という機会は訪れませんでしたが、活法の魅力を再確認するには十分な経験でした。

メンバーの一人に、入門セミナーの2コース(腰痛編、肩こり編)を修了した方がいました。私の横で施術していたので様子をみていました。私に比べると活法歴の短い彼がどんな施術をするのか、興味を持ちつつ、チラチラ見ていました(上から目線のような書き方でスミマセン)。

被災者のお一人に挨拶をしてから、数分後には「おっ!ラクだぁ」と声が上がっていました。5分も経たないうちに、次の被災者に。セミナーの受講生が、その後現場でどのように臨床を行っているのか、セミナー講師の立場からすると気になるところです。本当に意味で、活法を評価できる人は、患者さんだけですから。私たちが活法の普及に努めたくなるのは、患者さんの評価がとても高いからです。

なぜ、被災地で活法の魅力が際立つのか、それはルーツを考えれば当然と言えるのかもしれません。戦国時代に原形が生まれたと言われる活法。戦場で使えることを条件に生まれたのが活法です。

マッサージであっても鍼灸であっても、畳一枚のスペースがあればできます。そういう意味では同じです。決定的に違うのは、結果が出るまでのスピードです。触れた瞬間から変化がわかる活法。消毒の時間も必要ない活法。活法が、すべての面において万能であるとは言えませんが、スピードにおいては
ダントツを主張できるのではないかと思います。

普段の臨床でも、このスピードは患者さんにとっても施術者にとっても負担を減らします。たとえば、痛みの激しい患者さんは「今すぐ痛みをとりたい」と思っていることでしょう。短い施術で結果を出す方が喜ばれます。施術者にとっても負担が減ります。休憩するもよし、もう一人、もう二人と施術するもよし。

本日は、入門★骨盤編セミナー。

始まる前の雑談で、受講生の一人が写真をみせてくれました。GW、ボランティアで宮城県石巻市に行ってきたとのことでした。写真には、力仕事で体を痛めたボランティアのために、路上で活法を使っている様子が写っています。その写真に活法の原点があるように感じました。