
副代表の栗原です。
昨日は、活法研究会の経営会議と忘年会を行いました。
2012年を振り返り、2013年の活法研究会を占ってきました。
2012年は、おかげさまで、発足後、最高の盛り上がりを記録しました。セミナーで出会った多くの仲間に感謝です。
活法の普及は確実に前進しましたし、実際に全国各地から嬉しい報告(患者さんが感動しました!という声)を頂いております。
残念なのは、そういう事実を共有しきれていないことや、発信できた情報が少なかったことです。せっかくのレポートを無駄にしないためにも、共有と発信の環境を整える重要性を感じました。
活法研究会の強みは、なんと言っても、卓越したテクニックを所有していることです。誰かの名人芸で終わることがないように、講師がテクニックを共有し、それぞれの視点からコーチングできるようにしています。講師全員が現場で実践し、テクニックの可能性と限界を頭と体で理解しています。
こんなことを書くと誤解を招くかもしれませんが、ハイパフォーマンスな技術がなくても、治療院経営は成り立つと思います。私自身がハンパな技術で5年間(活法と出会う前)やってきたのですから、間違いないです。
「高度な技術はいらない」という結論ではありません。
活法導入前と後で明らかに変わったことがあります。患者さんの喜ぶ顔が増えたことは言うまでもありませんが、経営者の立場からもハッキリ変わったことがあります。
技術が高まるほど、経営戦略の幅も広がっていったのです。技術がなければ、狭い切り口で窮屈な経営を強いられてしまいます(窮屈だとわかるのは高度な技術を手にした後)。
施術の結果に感動している患者さんに語りかける言葉と、「う~ん」と首をかしげている患者さんに語りかける言葉は、同じであるはずがありません。極端に言いますと、感動している患者さんには、何を言っても正解になります(もちろん悪用などしませんよ)。
売上に満足している鍼灸師にも、活法をすすめる理由はここにあります。技術の幅を持つ者にしか見えない景色があります。もちろん、私にだって眺めることを許されてい景色があります。新しい景色が見たいからココにいます。
活法は「手技療法であって手技療法にあらず」です。治療や施術の概念をひっくり返してしまうパワーがあると思います。そのパワーは手から手に伝えるしかありません。
カタチだけなら、映像と解説で伝えられると思いますが、私たちが伝えたいものは、カタチではありません。あなたの患者さんが感動し、あなたも感動する。その感動を共有することが私たちの喜びです。
もし、活法研究会の技術DVDの販売を待っている方がいらっしゃいましたら、ごめんなさい。2013年も、物販による技術放出はありません。コーチングでしか伝えられないものに価値を感じているからです。
2013年は、新カリキュラムも登場です。
レディース活法に、応用編、たいへんお待たせしました!
1~3月は準備にたっぷりと時間を使わせていただきます。活動休止ではありませんから、その間も応援をよろしくお願いします。
2012年、本当にありがとうございました!
ブログは年内もまだまだ更新しますよ。